マーケティングの原理原則を知らない者がマーケティングを批判する | 本当は怖いマーケティングの話/小林カズヒコ呪術的日常

本当は怖いマーケティングの話/小林カズヒコ呪術的日常

「1業種1クライアント制」徹底遵守の仁義あるコンサルによる、ほかでは言えないマーケティングの不都合な真実

とある経済紙に、某自動車メーカーの重鎮のコメントが載ってましてね。

いわく「マーケティングに携わる人たちは、

ブランディングと呼ばれるイメージ戦略によって、

ブランド価値を上げられると考えているようだが、

私に言わせればそんな魔法の杖など存在しない」と。

そのほかにも「市場調査など不要」など、

マーケティングを全否定するようなことを語っていらっしゃいます。

彼が言っているのは、自称「マーケティング会社」や広告代理店がやってきた、

「マーケティングに似て否なるもの」であり、

いまどきこんな認識しかお持ちでないことに

ただただ、日本経済の周回遅れっぷりを思い知るのです。

 

マーケティングはブランドありきでもなければ

市場調査イコール「客のいいなりでモノを作る」のとも違う。

なにが魔法の杖だよ(笑)

まぁ、わからない人を説得して回るつもりはもうない。

ニッポンは待った無しですから。

 

写真:ダチョウに乗る岡本太郎氏。