【働く】という字は 「人」が、「重」い物を、「力」で、「動かす」、と書く。 が、しかし・・・ 昨今の日本、産業構造の変化により、重い物を動かす力を使う事が少なくなった。 又、「労働者」という表現も少なくなり、 「ビジネスマン」という表現に変わった。 いわゆる、 【重工業産業社会】から 【サービス産業社会】や【情報化産業社会】へと 移行してきたからであろう いわゆる、動くという事が少なくなった。 クルマに例えても、以前は 足もとに、左側から、クラッチとブレーキとアクセルがあったが、現代車には、 クラッチが無くなり、左足を使わなくなった。 又、ハンドルもパワーステアリングとなり、窓も手でハンドルを開閉せず、ボタンひとつで操作、
「力」がいらない。 駅の階段もエスカレーターになり、ドアーも手で開け閉めせず、自動ドアー、 水道の栓も手でひねって水を出すのでは無く、手をかざすだけで水が出る。 全てセンサーで動作でき、 殆ど手足を使う事が少なくなった。 そのせいか? 手足を使う事が少なくなり、運動不足の人が多くなって、メタボリック症候群の人が増えましたね。 川柳に、 【フィットネス、クルマで行って、歩いてる】 といった、笑いごとではない現象の時代となりました。 健康の三要素は、 ★バランスの良い食事 ★快い睡眠 ★適度な運動 この運動となる、体を動かす、 即ち、【働く】 を、日常的に心掛けましょうね。
株式会社明西エンジニアリング 代表取締役会長(WEP塾塾長)西岡仁克