私達の幼少の頃は、今の時代と違って、

居宅は、戸建ての長屋暮らしで、隣近所の人達とのお付き合いも盛んであった。

家中は、二世帯、三世帯住まいであり、

勿論、自分の部屋など無かった。

従って、遊びと言えば、近所の子供達と、

「鬼ごっこや、隠れんぼ」

などして、外で、皆と仲良く、夕飯時まで遊んだものだった。

今の子供達は、マンション住まい等、住宅事情も変わり、
核家族化して、自分の部屋をもっている。

従って、屋外で近所の子供達と皆で一緒に遊ぶというより、

自室に閉じこもり、テレビを観たり、パソコンや、スマホでゲームををしたりして、

【独りで遊ぶ子供】

が多くなった。

よって、

「祖父母や両親との会話や教え」

又、

「近所の人達からの注意や指導」

も無く育ったせいか?

成年になっても、人間関係が保てず、

近所に住んで居るにもかかわらず、挨拶も出来ない。

【人間関係が希薄化した】

寂しい世の中になったものだ。

こうして成人に育った子供達の環境が、訳も判らない、

「変な殺傷事件の要因になっているのかも???」

と、思いたくなる。
株式会社明西エンジニアリング
代表取締役会長(WEP塾塾長)西岡仁克