最近、若い人達に誤解されているのが、人の心や愛はお金で買えるという事。



でも、「本物」の人の心《愛》はお金で買えないもので、愛の形も変化していくものだという事を知って下さいね。



恋愛というのは、一人の男と一人の女が愛し合う「異性愛」。

則ち、男性だけが持っていて、女性が持っていないモノ、又、女性だけが持っていて、男性が持っていないモノ、それを互いに求め合うのが、快い、楽しい、という快楽の「男女愛」。

そして愛は永遠、と「錯覚」して、二人はずぅ~と「快楽」を求め、一緒に居たい、住みたいと思う独占欲⇒則ち「同棲生活」・「結婚」。



結婚すると、毎日、毎夜、互いの自我欲求だけでは生きていけないよね。

夫婦になれば、男は夫、女は妻。

愛の間に生活、則ち、「経済」が存在してくるから。
男女愛から、共に生きる、共に生活するという「夫婦愛」に変化しなければならない。



又、二人の間に子供ができれば、夫は父親、妻は母親。そうなれば、子供を間とした「親子愛」が夫婦共々、存在しなければならない。それが家庭という「家族愛」なんですね。



そうした経緯を経て「愛」は変化して行くもんだと思います。



男は⇒夫⇒父親、女は⇒妻⇒母親と、お互いに《三役》をこなせる「愛」を持てて、永遠の結婚生活が成り立つものと思います。

要はお互いの「思いやり」・「理解」が、本物であるか?、否か?、で決まるものですからね。



この順序が逆になって、「できちゃった婚」が今の風潮。

だから子供が出来ても、父親になれない男、母親になれない女。

これで、しっかりした家庭教育が出来ると思いますか?



親子間の虐待から始まり、親殺し、子殺しに至る悲惨な事件は、全て順序が間違って、愛の変化に気付いていないからではないでしょうか?





株式会社・明西エンジニアリング 代表取締役会長

                        (WEP塾・塾長) 西岡 仁克    拝。