私が無所属となって活動に挑戦することを決めたのは2月15日でした。
私がそれまで2期8年間所属していた団体では、2期で新しい議員と交代するルールがありました。しかし、議員のなり手を見つけることができませんでした。そこで団体としては1月に「2つ持っていた議席を1つに減らす」ことを決めました。
あえて議席を減らして向かうことについて、多くの市民の方から、これまで支援してきたのにその議席を捨てるのは無責任ではないか、自ら議席を減らすという選択は政治団体としてありえないのでは、といった声をたくさんいただいていましたが、組織としての決定でしたので私からできることはありませんでした。
そして2月15日。
市役所6階で府中緊急派遣村の松野さんたちと困難な状況の方の相談対応に入っていました。眉間にしわをよせて打ち合わせをしていたのですが...。
その時間に始まっていたのが、市議会議員立候補者説明会。
松野さんから「あなたは説明会に行くべきだ。」と強く背中を押され、説明会に参加したことで、私は決意しました。
2期で交代するという団体のルールと、市民の皆さんから議席を引き続き守っていくこと、どちらを選ぶのか。
私は議席を守ることを選択しました。
2期をしっかり会派としてつとめたいと協議を求めましたが、叶わず、
団体からは契約を解除され、私は1人になりました。3月議会途中でしたが、会派を解散したことからこれまで議会の決め事をする「各派代表者会議」では発言権を失い、「議会運営委員会」では自民党会派に席を譲ることとなりました。
政策を実現するために、議席の数は、本当に大切です。
あらためて決意を固めました。
1人で始めた活動でしたが、多くの方々からの応援の輪が広がり、今ではたくさんの方が応援してくださっています。
本当に嬉しい。
4月3日には、弁護士の宇都宮健児さんが府中に応援に来てくださいます。ぜひ皆さんも足をお運びください。
そして、反貧困ネットワーク事務局長 瀬戸 大作さん、ふちゅう市民連合 共同代表 牧野 勝さん、西東京共同法律事務所 谷村 明子弁護士、立川アジール法律事務所 奥田真帆弁護士からも応援のメッセージが届きました。
私の背中を押した松野哲二さんは、現地に駆けつけてくださいます。