気の力 西野流呼吸法の世界(小学館文庫)

 

 

「人間は、頭をいつも使っている。

 

頭が常に使うようにできているんです。

 

ですから、リラックスするというのは、四六時中、使っている頭を休めるということなんですね。

 

ところがリラックスしようと思うと、もう、頭を使ってしまっている。

 

これでは本来の意味のリラックスにはならない。

 

それでは頭を休めるにはどうすればいいのか。

 

それにはからだ全体をリラックスさせることです。

 

頭、つまり脳では人間が消費するエネルギーの70%が使われている。

 

その脳を少し休め、からだ全体の機能をフルに回復させる。

 

脳もからだの一部なのだから、からだの能力が増せば自然に脳の働きも良くなる。

 

脳に偏らない、からだ全体の機能を高めることが大切なんです」

 

 

 

「人間のからだには脳や心臓といった機能の中心でない、

 

存在の根源とでもいえばよい中心がある。

 

この世で生を受けた瞬間にできる生命の中心。

 

そこが緩めば、すべてが緩むはず。

 

では、その中心はどこかというと、

 

母親の胎内から生を受け続けてきたヘソの奥にあるのです」

 

 

 

 

 

 

 

 

今回朗読したのはこちら下矢印総本部には見本はありますが、販売はしていないので、図書館か古本屋さん、ネットでお探しください。

 

気の力 西野流呼吸法の世界(小学館文庫)

 

気の力に掲載されている西野塾(西野流呼吸法の教室)で行っている基本は

1990年当時のもので、現在とは少し異なります。

こちらの最新刊下矢印では現在の基本の流れを通して掲載し、動画を見ながら一緒に実践できるようになっています。ご参照くださいニコニコ

 

はじめての方から経験者の方まで 西野流呼吸法 実践解説