壽量院の境内に足を踏み入れます。



ほぉ💕


お邪魔いたします。


壽量院は基本個人だと五名以上でないと予約が出来ません。

知事さんや皇室の方の予約もお断りされたりするので、なかなかなハードルの高さを感じておりました。



今回、秘仏のご本尊特別御開帳✨と

こちらでの精進料理がいただけるツアーとあり、

一も二もなく申し込みました照れ



右奥のセリ出ている場所は能舞台になり、

いにしえの貴人たちは食事をいただきながら

鑑賞されていた時もあるとか。



準備が整うまで

お庭を拝見しながらのんびりと待ちます。

お茶席みたいですね^^


ゾロゾロ…



最初の時点でこんなにも並んでいますびっくり

御膳、器全て書写塗の漆器です❣️


お庭を眺められる位置に座らせていただきました照れ


お椀の蓋を開けます。


その後も次々とお料理が運ばれて来ます。

蒲焼ニコニコ


ひろうす


揚げ出し豆腐が豆乳に浸かっていました。

油のコクが加わり、少し洋風の雰囲気のお味です。


書写塗のルーツは和歌山県の根来寺で作られていた根来塗。


・根来寺も素晴らしいお寺でした。

過去、

天正13年に秀吉によって根来寺が滅ぼされた際、

根来塗の技術を持った僧が各地に散らばり、

書写山に来た僧侶たちにより、根来塗の技術が伝えられ、書写塗となりました。


裏返すとこんな感じ。

朱ですが、途中に黒漆を塗るので、使い込むとその黒が現れるそうです。


壽量院にあるのは古くは500年、新しくても江戸初期のものだそうですびっくり


書写塗のお盆の上のお水さえ神々しく見えます✨


お蕎麦


続きます。