紫雲山

六角堂頂法寺(六角堂)

ご本尊/六臂如意輪観世音菩薩



開基/聖徳太子




皆さまご存知の
華道〝池坊〟発祥の地です。

その昔
小野妹子は太子の教えに従い
朝夕、宝前に花を供えていました。
代々の住職はこれを伝え、
生け花の名手輩出。

池のほとりに住持の寺坊があったことから
〝池坊〟と呼ばれるようになりました。


今回の六角堂は
ツアーではなく
所用で近くまで来たのでした。

のぞいてみると
目
人の姿がありません。

おそるおそる中を確かめます。



お参りをしている方もいなかったので
鳩に導かれるように




お勤めさせていただきました。

お線香、ろうそくをお供えし
納め札とお賽銭を滑り込ませ
手を合わせてご挨拶。

先日、石山寺と三井寺でお目にかかれて
大変感激した事、
人払いをしてくださった事への感謝

また、今日もお参りしてお会い出来た嬉しさラブ
お伝えしました。

お約束の開経偈から始めました。

ご本尊は秘仏ですが
お前立ちの如意輪観音さまがいらっしゃって
薄暗い中にあるお姿は
荘厳で美しく、ため息が出ます。



唱えているとジワジワと前方から
水にお湯が混ざってくるような気配がします。

薄い紫のベールのような(イメージ)
慈愛の空気に包まれました。

あまりの事に
般若心経の途中で
どこまで進んだのか分からなくなり滝汗
もう一度始めから上げ直させていただきました。


なんだか分からないけれど
伝わってくる
その慈しみのように感じるものに
私のどこがが感応して
感動し
泣けて泣けて仕方のない般若心経になりました。

回向文の後のお願いでは

コロナの終息と共に
終息後は
私自身も含めて
〝人間が自然をもっと大切に
人同士も思いやりを持つ世界になりますように〟
心が勝手に言っておりましたポーン

何様やねん滝汗
(だって、ステイホーム期間、空気は綺麗で日中も夜空も眺めはいいし、買い物に出ても歩きタバコする人いないからルンルンだったし、諸々の閉塞感や理不尽なやるせなさ等は基本、専業主婦になってワンオペ育児期に嫌と言うほど味わっているし、元々人混み苦手だし、家の中が密になったり経済的負担は増えたけれども、個人的には自分でもバカかと思う程、何も悲観していなかったし真の意味で困る事態は何もなかったし)


ふとすぐ横にあるろうそく立てのケースを見ると
決して広くはないその上で
二羽の鳩が仲良くじゃれています。

1人、お参りの方が来られたので
お経を納める箱があったので
そこに写経を置いて(空でした!)
御朱印をいただきに行きました。

ちなみに
2年前の桜の時期はこんな感じでした。

②に続きます。