1日1~2食、寝る場所と風呂とトイレがあって、洋服は清潔であれば安物で十分。
高級車も別荘も、たくさんの貯金も要りません。
セックスをする時のホテル代ぐらいは必要ですが、臨時収入は寄付にまわします。
これは僕の趣味なので、贅沢は暮らしを謳歌している方を批判する意図は微塵もありません。
贅沢な暮らしを見せることで夢を与えている場合もありますし、いろんな生き方があっていいと思います。
ここで話しているのは僕個人の話です。
くれぐれも。
贅沢に使うお金は要りませんが、「挑戦を続ける為の予算」は必要です。
「夢を追いかけるための運転資金」は必要です。
その「お金」が途絶えてしまうと、
たとえ、どれだけ熱い想いを持っていたとしても、
たとえ、世界中を感動させられる才能を持っていたとしても、挑戦を諦めなければなりません。
夢を捨てなければなりません。
学校の先生は子供達に画用紙を配り、そこに将来の夢を書かせるのに、夢を追い続ける為に必要な「お金」の話をしてくれません。
確定申告のことも教えてくれませんし、ヒドイ先生になると「クラウドファンディング」を悪徳宗教の手口のように取り扱います。
おかげで、多くの日本人が「お金音痴」で、そのまま、いくつになっても「お金」の勉強することをしません。
新しい稼ぎ方(これまで存在しなかった資金調達方法)が出てきたら、その中身を確認せず、「怪しいものに違いない」と叩き、子供の挑戦を夢を次々に殺していきます。
生きていく為の方法について話す人間を「銭ゲバ」として扱ってしまいます。
学校の先生は、とても忙しいと思います。
お父さんやお母さんは、家族を守る為に、毎日一生懸命頑張ってくれています。
でも、だからと言って、「お金の勉強をしなくてもいい」「お金の問題からは目を背けろ」という結論は、その環境で育つ子供達があまりに可哀想じゃないですか。
僕はそんな世界を次の世代に渡したくないので、
お金を学ぶことを放棄した人達からどれだけ叩かれようが、
お金の問題と向き合い、
学び、
そこでの「学び」を次の世代に丁寧に伝えていきたいと思います。
子を持つお父さんやお母さん、経営者、クリエイター……夢を追いかける全て人に届くと嬉しいです。
※この講演会の収益(全額)は、映画の前売りチケットの購入代金にあて、日本中の子供達にプレゼントさせていただきます。
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毎日、議論&実験&作品制作&Webサービスの開発&美術館建設を進めています。
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西野亮廣エンタメ研究所
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