嵐が旅立ちました。
2019年にシェルターに来ましたが、正確な年齢は分かりません。
当初は全く人馴れせず、やさぐれていたらしいですが、近年は孤高の雰囲気は残しつつも、人間とも心地よい距離を保ちつつ、穏やかに暮らしていました。
おそらく老齢のため、食べたい時、食べられる時にこまめに食べさせる給餌方法でした。
この場所でよく日向ぼっこを楽しんでいました。
友達のキャリーとの微笑ましい一枚
人間にもこんなに近くで無防備な姿を見せてくれたりしました。
10日ほど前から黄疸の症状が出て、トイレ以外の場所で粗相するようになり、毎日腎臓の薬や捕液などのケアを受けていました。
幸いな事に食欲は衰えず、亡くなる前日も足元まで来て可愛く鳴いておねだりするので、何気なくチュールをあげたのが嵐とのお別れなってしまいました。
こんなに急に…信じられませんでした。
容態が急変してから亡くなるまで、僅か一日足らず。前の晩はいつもより呼吸が早く、少し苦しそうだったそうですが、名前とは正反対に、誰にも迷惑をかけず、身体も汚さず綺麗な毛並のまま、静かに穏やかに嵐は去って行きました。ちょっと羨ましいくらいの美しい最期を見せてくれました。
静かで威厳があって、でもお茶目なところもあって、本当に可愛い子でした。
縁あって嵐に会えて、一緒の時間を過ごせてありがたかったです。
嵐、安らかに🌟またね。
スタッフ 中山
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