朝一番
シェルターに来て
最初に取り掛かるのは
寝たきりになった
グリーンのお世話です
糞尿の処理を
こまめにしてあげないと
敷き藁もすぐに汚れ
お腹や腰周りの皮膚も
ただれてしまうので。
スタッフ達が沢山来て
マッサージをしてくれたり
美味しいものを届けてくれるので
すっかり甘えん坊に
なってしまったようです。
幸い食欲があり
もっと!もっと!と
首をもたげておねだりする姿は
とても可愛いです。
おじいちゃんには見えないねぇ
欲しがるだけめいっぱい
与えたくなってしまいますが
グッとこらえ
飲水量や食べたものを
細かく報告しあって
体調管理をしています。
グリーンはとっても重いので
動かすのは簡単ではありません
褥瘡(じょくそう)が
酷くならないように
朝、昼、晩
向きを変えたり
状態を起こしたり
女性スタッフも
2~3人がかりで
頑張っています!
褥瘡の部分には
抗生剤を塗っています。
普段ヤギのお世話に当たらない
スタッフたちも
ヤギ舎に足を運んでくださって
グリーンはとても嬉しそうです。
マーサもお見舞い
敷き藁の交換に挑戦しました
結構腰にきます
汚れて発酵した部分を
集めて土にします
そこにサシバエという
ヤギの血を吸うハエが
卵を産んでしまうそうで
代表が変態抑制剤を
手から魔法の如く噴射していました
※変態抑制剤
※害虫が孵化するのを抑制するお薬です
その背中が
「変態はおれ一人で充分だ」
と語っているかのよう…
空に虹が掛かっています。
ヤギたちがその背中を見守ります。
こうしてヤギ舎の平和は
守られていたんですね!
暑い日が続き、先日は
ヒロシが熱中症!?
なんて事件が発生しました(泣)
スタッフが水をかけるなど
しているというので
私も駆けつけてみると
お散歩要員の私の顔を見るなり
「散歩だな!?」って感じで
元気にぴょんぴょん跳ねるので
うごくな!おすわり!おちつけ!
なんてやり取りをしました(笑)
念の為母屋の日陰で
びしょびしょに濡らした
布を被せて様子を見ます。
濡れタオルで
顔を拭いてやろうとしたら
「顔はやめろ!」と
歯を剥かれましたが( ^ω^#)…
背中は気にしないらしい。
意外とヘラヘラしてて良かった…
「心配かけたな!」
とでも言っていそう。
すぐに水をかけてもらったりした
お陰かな
気づいて貰えてよかったね。
動物たちが
この暑さを乗り越えられるように
スタッフも体調管理に気をつけ
皆さん元気で過ごせますように。
スタッフ木下