なんで、そんな事が解んないのかナー
って思うコトが ここ最近ちょいちょいあります。
冷凍モノを解凍させたら、
ドリップ(解凍液)が出て下がベトベトになってた。
しかもその下に蓋なしのスープがあって、
スープもおじゃんに。
まかないを作ったとき、
炒めものは周りに油を散飛します。
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結果、営業で使う上質なスープの中に炒め油が混入しておじゃんに。
食材を車で運ばせたら→こぼれてた。
レシピノートを忘れて→うる覚えで作った
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ひとつひとつ違う案件のように見えますが、
これ全て~少し慎重に考えれば解るコトです。
ドリップを考慮して受け皿を敷く...とか。
炒め油が混入しないように周りのものを避難させる...とか。
車の揺れに備えて然るべき対策をとる...とか。
他の誰かにレシピを見せてもらう...とか。
今日は『考える』をテーマにブログを書きます。
仕事をしていく中で、やり方を教わることは大切なことです。
サービスの仕方、料理の作り方、掃除の仕方、管理の仕方…。
書店に行っても、出来る人の「話し方」や「仕事術」などの
ノウハウやテクニック本がたくさん並んでいます。
しかし『やり方』を教わったり、学んだりする前に
もっと大切なことがあります。
それは、『やり方』の土台となる『あり方』です。
『あり方』とは自分自身の『心のあり方』です。
『どんな思いで』『どんな心構えで』『どんな考え方で』
そして『何のために』仕事をするのか…
『技術』や『テクニック』では、一時の成功はあっても、
永続的な成功は手に出来ません。
つまり、成長するには、技術やテクニックを努力するよりも、
『成長する』にふさわしい自分になる努力をすることの方が大切だということです。
だから『やり方』より『あり方』。
僕はこの『あり方』のことを、『スタンス』と言います。
仕事をしていくうえでこの『スタンス』こそ、もっとも大切だと思います。
なぜなら最初に身につけた仕事の『スタンス』が
その子の一生涯の成長を決めてしまうと言っても過言ではないからです。
逆に言えば、若いうちにしっかりとした『スタンス』さえ身に着けておけば、簡単に崩れることはありません。
だから社会人になった最初の3年くらいが本当に大切なのです。
こんな言葉があります。
『人に魚を与えれば、その一日は飢えを凌ぐことが出来る。
しかし、人に魚の釣り方を教えれば、一生食べていくことが出来る。』
『人にお金を与えれば、その日の食事にはありつける。
人にお金の稼ぎ方を教えれば一生食べていける。』
魚(モノ)を与えるよりも
いい竿を見極め、いい餌を覚え~そしていい釣り師になる。
そうすることで、たくさんの魚を釣ることが出来るようになるんです
話がややこしくなってきたんで戻します...
つまり、若手に答えを教えることは簡単です。
やさしくすることも簡単です。
しかし、自分で考えないといつまでたってもこの「釣り方」が分かりません。
魚の「もらい方」だけうまくなっても独立した時、
または、上司になったとき、自分が苦労するだけです。
なので、自分で考える癖を付けてもらいたいと思います。
考えるを習慣付ける
今の卓朗には必要不可欠なスキルです。