2週間ほど前、帰宅すると9度近くまで体温が上がりガタガタ体が震えはじめる。
同時に強烈な喉の痛みで、水を飲むのも一苦労。
風邪はあまり引かず、薬も素直に反応するタチであるが、このたびのそれは医薬品の解熱鎮痛剤でも微熱におさまる程度で薬効が効れれるとすぐ体温が上がる。
梅雨明けから一気に気温が上がり熱帯夜となったが、悪寒がひどく厚着をして 掛け布団にくるまるものの熱にうなされる始末。
数日こんな状態がつづき、
喉の痛みは次第に頬粘膜から口唇に広がり、見ると多数の口内炎ができ、一部は癒合して大きな潰瘍をつくっている。
食事がうまくできず、この暑さとあいまり体力の消耗も著しい。
ただの風邪と違うなと不安に思い始め、そろそろ病院受診かと考え始めていた頃、たまたま昼食の場で、かかりつけの内科の先生と出会う。
症状を聞き口の中を見るなり、
「夏風邪。手足口病じゃろ」
「広島県でも警報が発令されてるよ」
*広島県HPより
https://www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/57/teashikuchi-keihou.html
”病は気から”とはよく言ったもの、
根が単純なので、専門医から病状の説明を受けると喉の痛みは和らいだ。
ご存じのように乳幼児が中心にかかる風邪ではあるが、少数ながら成人も感染するケースがあり症状の重症化をみる場合が多いとのこと。
「とにかく大人はしんどいよ。対症療法しかないから、がんばって」
たしかに実感できた苦しみである。
1週間を越えたところで症状は沈静化、今では口内炎もすっかり消えている。
今年はどうも全国的に大流行らしい。
*毎日新聞HPより
https://mainichi.jp/articles/20170802/k00/00e/040/219000c
子供の風邪と馬鹿にしないで、大人もしっかり手洗い、うがいをしましょう。