『よういどん』(福音館書店刊)と、『よーいどん』(童心社刊)です。
体育の日から始まった今週。もうすぐ運動会という幼稚園や保育園も多いことでしょう。娘の勤める幼稚園も土曜日が運動会です。
先週、「運動会のおけいこはどう?」と尋ねると・・・。
「クラスに一人こだわりの強いこどもさんがあって、毎日のおけいこにイライラしてるみたいやから、今週一週間おけいこはやめてるねん」と、さらりと言いきる。
そういう娘に、こんなメールを送りました。
~今週は追い込みで大変ね。先生が楽しければこどもたちも楽しいでしょう。先に先にと焦ってはいけません。一人一人の成長を喜び楽しい運動会になるよう祈っていますよ。
肩の力を抜いて、こうあらねばならないという思いを捨てましょう。
こどもはこども同士の楽しい経験で成長するものですから。
先生はそのステージを用意するだけです。調教師ではありません。~
今日、電話をかけてきた娘に聞くと、先日の予行演習で練習不足がたたって
隣のクラスに玉入れで30点差をつけられたそうだ。
焦ったのはこどもたち。
みんなで『秘密の特訓』をしようと言い出し、毎日がんばってんで~
「親の期待や先生の体裁なんて関係ないもん こどもたちが心から楽しんでくれたらそれでええねん
」
私が言わなくてもちゃんと娘は知っていた。
いつでもブレない。
こどもたちはきっとまちがいなく成長している。
西書のアン子保育士歴9年。5年の娘にとっくに抜かれた
こどもたちへの愛情はどうやら娘のほうが深いようだ。
西書のアン子、児童書の担当の他、保育書・教育書・育児子育て本も担当しています。
がんばる先生、お母さん、お父さんにいつでもエールを送っています。
送り続けます。