うちから50メートルほどお散歩しただけで、ほとけのざ・ムスカリ・からすのえんどう・なずな・らっぱすいせん・菜の花・・・いっぱい春の花みつけました
もちろんつくしも、う~んと背伸びしていましたよ。
いよいよ今日からこどもたちの新生活も始まりました。
こどもたちが、明るく伸び伸びと元気に学校生活・園生活を送れますように
さて、先日今年度初めての学童保育さんで読んだのが、
『おたまじゃくしのニョロ』こどものとも・5月号~作・稲垣栄洋 絵・西村繁男
ぽかぽかいけの、水のなか。なかよしさんびきのおたまじゃくしがくらしています。
ブチはかっこいいからだのもようがめだちます。スイスイはおおきくて、泳ぎが得意です。ニョロはあたまのうしろにニョロニョロしたものがあるのでそう呼ばれています。
そんなある日、ブチやスイスイには足がでて、手もはえてきます。そう、かえるになったのです。でもニョロには・・・・。
「どうして僕だけちがうんだろう・・・」
みんなが水の上で楽しくやっているのに・・。
そんなとき、事件が
急いで、急いで池の底に住む、なまずのお医者さんを呼びに行かなくてはなりません。
でも、泳ぎの得意なスイスイでも、深く、深くはもぐれません。
そこで~ニョロの出番がくるのです。ニョロはイモリのおたまじゃくしでした。
結末はおわかりでしょう
農学博士でもある作者の稲垣さんはこういわれます。
ニョロは、最後には自分だけが持つ力を発揮して大活躍します。
みんなと同じじゃないってダメなことじゃない。違う事こそ宝物。
子育てをしていると、どうしてもほかの子と比べたくなります。
ほかの子はできるのにうちの子だけ、どうしてできないのだろうと思い悩むこともしばしばです。
でも、こどもたちもまた、自分のペースで、自分らしく成長する力をもっています。
わたしたち大人はそんな健やかな成長を温かく見守る、「ぽかぽか池」のような存在でありたいものです。
こどもたちが、人を信じ、自分を信じて、強くたくましく成長できるよう見守っていきましょう。