いつもこのブログを見てくださっている方は、私がクリスチャンだということはご存じですね。熱心なクリスチャンです(けっして、敬虔な・・ではありませんが)
一方主人は、一般的な仏教徒です。ちなみに息子は自分のことを、ハーフだと言っています。
クリスチャンの私のすすめで主人が最近買い求めた本。
『超訳 ブッダの言葉』編訳・小池龍之介 (Discover刊)
爆発的に売れた、『ニーチェの言葉』の第二弾といったところでしょうか?
満足する喜び
尊敬に値する心の整った人を尊敬し、偉そうになることもなく誰に対しても丁寧であること。
これが最高の幸福。
「今、ここではないどこか」「今、ここにはない何か」を求めていつも、「もっと、もっと」と落ち着かず彷徨い歩くのをやめて、「今、ここにあるごくふつうの物や人」に満足して、心が温かく充足していられること。
これが最高の幸福。
他人からこれまで受けてきた恩を思い起こし、それに報いたいという明るい心が湧き上がってくること。
これが最高の幸福。
自分の心にとってタイミングのよいときに、心の法則についての教えを聞いたり読んだりすることで、うっかり忘れそうになる心理を、繰り返し心に染み込ませて成長してゆくこと。
これが最高の幸福。 経集265
心を鍛える喜び
いやなことをされても言われても耐え忍ぶことができ、心にダメージを負わない打たれ強さを身につけること。
これが最高の幸福。
耳に痛いように思える内容のことを言われても、それが自分を良い方向に変えるのに役立つ内容であれば、プライドなど捨てて聞き入れる。
そのような素直さが身についていること。
それが最高の幸福。~ 経集266
調子のいいときも悪いときも、心がぶれない
自分にとって都合のよい情報に触れて万事が順調に進んでいるときも、
舞い上がり調子に乗ることがない。
自分にとって都合の悪い情報に触れて逆境に立たされているときも、
落ち込む打たれ弱さがない。
いかなる状況のなかでも、
心がぶれることなく、ネカティブにならず、
心のノイズを離れて安らいでいられる。
これこそが最高の幸福。 経集268
いつでもどこにいてもなにがあっても幸福でいられる
心が安らいでいて平静であれば、
いかなるところで、いかなることが起ころうとも、心がくじけることもなく・、心がへこむこともなく、負けるということもない。
それゆえに、どこにいても心が幸福でいられる。
これこそが最高の幸福。 経集269