昨日から、恒例の小学校のおはなし教室が始まりました。
一年生~三年生、7日連続です。
もうはじめて六年になりますが、毎年思うに六月と二月、二回いくわけですがこどもたちのその間の成長にびっくりします。こどもたちもセンセイもがんばっているなあ
さて今日もこどもたちの大歓迎をうけておはなし教室の幕をあけたわけですが・・・
最初の♪ごんべえさんのあかちゃんがかぜひいた♪
はじめたところで~「うん?時間つぶし?
」・・・と一人の男の子が。
おっとっと
えっとですね。これはいわゆる『つかみ』というものでして・・・
『つかみの意味』~相手のきもちを引き付けること。またその事柄。
お笑い芸人が観客を引き付けるために最初に放つ独創のギャグ。
講演や説明会の最初に聴衆の関心、興味を高めるために話す事柄。
なのです
読み聞かせというものは、心ゆるせる相手ほどここちよく耳にはいってくるわけで、ちょっとでもこどもたちとの距離を縮めるため、親近感をもってもらうためにですね。
歌うわけですよ。一緒に
そして、風邪をひいてるおともだち、いないかなあ・・。なあんて言いながら
『♪ごんべえさん・・』を歌って、「それでは、今日はそんなあかちゃんが、九人も生まれたおはなしから始めましょう。」と導入の役目もするんです
なあんてこと、ムキになって説明してもしかたないよね
そんなことで、今日のプログラム
♪ ごんべえさんのあかちゃんが風邪ひいた
王さまと九人のきょうだい(岩波)
中国のむかしばなし。
かえるをのんだととさん(福音館)
日本の昔話。節分の話です。
♪ オニのパンツ
さるのせんせいとへびのかんごふさん(ビリケン)
こんな病院あったらおもしろいね。
うえへまいりまあす(PHP)
「うえへまいりまあす!」いっしょに声をだして読みましょう。
♪ゲーム むっくりくまさん~冬眠のくまさん。起きたら食べられちゃうよ
紙芝居・リコちゃんと五人のおおおとこ~スペインの昔話
あっという間の45分で、「え~。もう終わり?」「また来てね
」と
握手を求められ今日のおはなし教室も幕をとじたのでした
毎回いろんな発見があっておもしろい