梅雨の中休みが続いています。
前回に続いて『子どものこころにふれる、整体的子育て』を紹介します。
今日は、梅雨~夏のからだのページです。
~梅雨はエネルギーの発散がうまくいかず、からだに抱え込む季節です。
この季節は毒消しになるような食べ物、味噌や梅干、しょうが、緑茶などを摂ることをこころがけ、そしてエネルギーがよく燃焼できるよう呼吸をふかくしていくことが大切です。方法はいくつかありますが、一番カンタンにできることは「座骨伸ばし」(写真付)です。
足先をもって前屈してもいいし、大股であるいてもいいので、太ももの裏側をよく刺激してのばすこと
そうすると骨盤の前後運動がスムーズになって息が深くなります。
そして、「てるてる坊主」をつくるといいですよ。~首をぐいぐいねじって、ひもでギューッとして片っ端から軒下につるしていくなんて、見方をかえるとすごいことやってます。「明日天気になあれ」といいながら、明日の天気のみならず、自分の心も晴らしていく、古い民衆の知恵なのだと思います~。
けっして、にっくき相手の名前など書き込まないように・・のろいのわら人形みたいなことになってしまいますからね![]()
そして夏。夏の暑さを乗り切るためには、「座骨伸ばし」に心がけましょう。また、こどもにケガはつきもの。
むかしから「身心一如」といわれ、からだとこころは一つのものと考えられてきました。ケガの手当てとともに、こころの手当ても!
「これぐらい大丈夫よ」でなく、「痛かったね」と、受け止めてあげましょう。訴えを受け入れてもらったこどもは不満が残りません。
コツは「痛いね」ではなく「痛かったね」と、過去のものとしていくことです。いつまでも、こどもの心がそこに囚われないように・・。
そして、こどもの呼吸が落ち着いてきたら(よくタイミングをみてね)「痛いの痛いの飛んでいけ
」みたいなおまじないで、こどもの心をすっかり軽くしてあげたいですね。これで「いたいと訴える」ことに対する「こころの手当て」完了
でしょうか?・・・もちろん普通の手当ても忘れずに。
さあさあ、もうすぐ長い夏休み。おかあさんたちも少々気がおも~いなんて思ってらっしゃるでしょうが、ぜひぜひこどものこころに寄り添う、楽しい夏になることを祈ります![]()