今日の神戸新聞に、今年84才の絵本作家で、工学博士でもある加古里子さんから、子どもたちに宛てたメッセージが記事になっていました。
「未来の扉を開くには健やかな体と心。賢い考えと知恵が必要です。」
その為の三つのカギ・・・
「外あそび~体を健やかに伸ばす」
「本を読む~言葉を使って自分の考えていること、伝えたいことを声にだしてしゃべる」
「お手伝いをする~状況を判断し、自分の力で実行する。」
そして、最後のしめくくりでは、「子どものとき、失敗を乗り越えて、困難に耐え抜く力を養ってください。好きなこともそうでないことも、本を読んだり、勉強を重ねて、一人一人がよいと思うことを胸に、困っている人や弱っている人を助ける。そういう勇気と実行力のある大人に、みんななってください。」
力強いメッセージですね。未来をたくすメッセージです。
先日、娘に出会ったとき。子どもたちの様子はどう?と聞くと、
「たけのこを抱きしめてほおずりしそうになった子があって焦った![]()
でもかわいい
」
「子供たちが帰ったあと、机の上に『先生お仕事がんばって。』とアタシそっくりの似顔絵を描いたお手紙があって感動した
」などなど・・・話は尽きない。
「まとまりはどう?」と聞くと「ぜーんぜん!
」
そうやね、まだ二週間だもの。もぐらたたきみたいに頭をもたげた子をバンバンたたいてはいけません。一人一人をじっくり観察して、寄り添い、年長さんですから、自分たちで学びあうこと、発見することを大切にしてあげたいですね。
家にあった加古さんの絵本、とりあえず集めてみました。
店にも多数そろっています。どれも長い間子供たちから支持されてきたロングセラーばかりです![]()
