今日は、仕事を早退して、大阪の桜ノ宮で開かれた福音館書店さんのセミナーに出席しました。
松岡享子さんを講師にまねいての実りある三時間でした。
その中から「うさこちゃんシリーズ」について・・・。
うさこちゃんシリーズというと、赤ちゃん絵本というイメージが強いですが、実は今年で55周年をむかえるこの絵本。この55年の間にうさこちゃんも成長しています。
おとうさん、おかあさん、天使やおともだち。み~んなに祝福されて生まれたうさこちゃん。年数を重ねるごと、おばあちゃんの死にむきあったり、キャラメルの誘惑にあったり・・・とだれもがこえないといけないハードルをこえていくようすがえがかれています。
松岡享子さんいわく、あたたかい安定した生活関係、健康に人が生きていくためのポイント、なによりも、自立心や自発性を大切にするオランダの社会の価値観が、誠実にシンプルに描かれている愛すべき絵本であると。
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この度、その『うさこちゃんシリーズ』が、新装として刊行されます。
その一つのポイントとして・・・あかちゃん~4・5才のこどもたちの成長に寄り添えるように‘‘年齢別‘‘にセットされました。
「1さいからのうさこちゃんの絵本」「2さいからの~」「3さいからの~」「4さいからの~」というようにです。
どうぞ、愛すべきこどもたちの成長がうさこちゃんと共にありますように![]()
ちなみに、20年前、うちの末娘が生まれたとき、お祝いに『うさこちゃん第1集』を牧師先生の奥様からいただきました。
今は孫の枕元で、ちいさなうさこちゃんはその出番をまっています。![]()