雪あっという間に、一月もあと一日となりました。はやいですねえ目 

今週から恒例のおはなし教室にいっています。 一年~三年生の9クラスです。


本 プログラム 本


音譜 ごんべえさんのあかちゃんがかぜひいた

クローバー ないたあかおに 作・はまだひろすけ (偕成社刊)

クローバー 12のつきのあくりもの 再話・内田りさこ 絵・丸木俊 (福音館書店刊)

音譜 オニのパンツは

クローバー ずいとんさん 再話・日野十成 絵・さいとう隆夫 (福音館書店刊)

クローバー へんしんマラソン 作・あきやまただし (金の星社刊)

音譜 じゃんけんゲーム おてらのおしょうさんが~

紙芝居 北風とたいよう (イソップ物語)


これでちょうど45分です。


年二回のおはなし教室も今年で5年目になりました。玄関をはいるとまだおそうじ中のこどもたちが『今日は何年何組?』と声をかけてくれます。『一年一組にいくんよ。何年生?』と聞くと、『五年生やで。こいつは、大ファンやゆうてるでラブラブ』と声をかけてくれました。うれしいことです。

今回も前日にファックスを送りましたがこんな風に書きました。


 『こどもたちよ 子ども時代をしっかり楽しんでください。おとなになってから、老人になってから あなたを支えてくれるのは子ども時代の「あなた」です。 石井桃子』

 数年前に101歳でなくなられた石井桃子さん。作家、翻訳家として数多くの本を子供たちの為に世に出されました。

人はことばによって人間になる。ことばを定着させるのは書物である、といわれていたそうです。今年も子供たちが一冊でも多くの本と出合い、すこやかな成長の手助けとなりますようにと祈ります。

そして、読む絵本の紹介文です。たとえば・・・

 『12のつきのあくりもの』

スロバキアのむかし話です。あの「てぶくろ」の内田りさこさん再話です。長い間絶版でしたが数年前に復刊しました。季節をおりまぜながら心やさしい働きものの娘はますます美しくなり、いじわるな娘は最後には・・・聞き手の子どもたちも最後には胸をなでおろします。

 

この絵本の結末、いじわるな娘といじわるなおかあさんは雪のなか帰らぬ人となり・・優しい娘はしあわせな結婚をしました。~話が終わったその時、一番前で一番目をキラキラさせて聞いてた男の子が「ジボージトクやなシラー (たぶん、自業自得のことだと思われます目)」 なんておませなこと言うんだろう。とは思いませんでした。とってもカワイイとおもいました。ホット胸をなでおろしたその表現がこの言葉だったのです。

 最近、各出版社さんが次々とむかし話を出版されています。

善は栄え、悪は滅びるという単純なことを子どもたちに教える時代が来たのでしょうか?

まだまだおはなし教室続きます。子どもたちとの楽しい大切な時間です。

そして、必ずこどもたちの気持ちお店の売り場にもってかえりますラブラブ