晴れ続きだった毎日から、最近続けて雨が降っています。ずいぶん秋らしくなりました。
先日、幼稚園のセンセイをしている娘から、夏に西書で買って帰った
『むしむしでんしゃ』 内田麟太郎・作 西村繁男・絵 (童心社刊)
が、今子どもたちの間で大人気 という情報がありました。
先日のブログでは同シリーズの一つ前の作品、『おばけでんしゃ』を紹介しました。この『むしむし~』は、シリーズ最新作です。
ののたん ののたん というリズムにのって、むしむしでんしゃがはたけ駅を出発します。いろんな虫さんの他に、金太郎さんとくま。浦島太郎さんとかめ、なども乗り込みますよ
そして、着いた「おいけ駅」では、おたまじゃくしやたがめなどが、池にとびこみます。次の停車駅は、「さとやま駅」 金太郎さんはくまさんをおいて降りてしまいます。
それで次の「よわむし駅」では、くまさんが泣きながら降りていきます。鬼が島のおにさんも、かたつむりや、むかでや、おばけも泣いています
ののたん ののたん ののたん ~最後についたのは「はなばたけ駅」 前作では、にんげん駅についたおばけたちがにんげんにへんしんするわけですが、今回は、はなばたけ駅についたむしむしでんしゃが、あるものに姿を変えます ちょっと意外といえば意外。な~るほどとおもえばなるほど。
昨日は月に一度の『絵本を楽しむママの会』でしたが、この話をして絵本を紹介すると、『ののたん ののたん~』の部分を、どんなリズム、イントネーションで読むかなあという話になりました。『おばけでんしゃ』のときは、 がたたん がたたん~を、「がたたあ~ん がたたあ~ん~」と読みました。今回も「ののたあ~ん ののたあ~ん」かなあ? 内田せんせいどうでしょうか
最後になってしまいましたが、今日のタイトル『晴耕雨読』です。このむしむしでんしゃのとおる沿線に、『本と鍬(くわ)』屋さんがあります。そして、壁には『晴耕雨読』の看板が・・・。
お天気は雨降りです。おうちの中ではみんな本を読んでいます。
ほのぼのと温かいものが伝わってきます。 『晴耕雨読』 意味を引いてみると、「晴れの日には田畑を耕し、雨に日には読書をする。~悠々自適な生活のこと。」「世間のわずらわしさに左右されず、~もっとも知的な生活」なんてことが書いてありましたよ。
今年の夏は虫の絵本がずいぶん売れました! そこで、今度は秋の虫の絵本も集めてみました。のぞいてくださいね