やさしく、あたたかく、しかし悲しいニコニコラブラブしょぼん――そんなマンガを描かせたら
きっと日本屈指であろう著者が描く、今までにない戦争マンガをご紹介します。
ぜひ、ご覧ください。

☆にこにこ本屋さん兵庫加西 西村書店(ニシムラショテン)


◆『この世界の片隅に 上・中・下』 こうの史代
⇒上
http://www2.e-hon.ne.jp/mail/u/l?p=pWIPx1sTMbgZ
⇒中 http://www2.e-hon.ne.jp/mail/u/l?p=pEtBJdcNKmAZ
⇒下 http://www2.e-hon.ne.jp/mail/u/l?p=TQVASt_j-_AZ

 戦中の広島県の軍都・呉を舞台にした家族ドラマ。
 主人公のすずは広島市から呉へ嫁ぎ、新しい家族、新しい街、
 新しい世界に戸惑いながらも一日一日を健気に過ごしていく。

 リンさんという友達もでき、夫婦ゲンカもするようになり、
 ようやく呉の街にも馴染んできた。
 しかし戦況は厳しく、配給も乏しくなり、日々の生活に陰りが……。

 そして昭和20年3月、ついに呉の街にも大規模な空襲が。
 戦争という容赦のない暗雲の中、すずは、ただひたすら日々を誠実に生きていく。

 空襲のシーンはひとコマも無く、戦争の悲惨さなどではなく、戦前、戦時中、戦後の
 長い時間を過ごした人々のささいな日常生活を綴った、今までにない戦争マンガです。

 「マンガなんて…」と先入観をお持ちの方にこそ読んで欲しい名作です。