![]()
さあ、いよいよ新学期が始まりましたね。4月に入り、二つの小学校の学童保育さんに読み聞かせにいきましたが、どちらもかわいい一年生のこどもたちが加わっていました。この間までちっさいと思ってたこどもたちが二年生、三年生になったとたんに、おにいさん、おねえさんらしくなるから不思議です。
『いちねんせいの がっこうたんけん』 丘修三・作 藤田ひおこ・絵 (佼成出版社刊)を読みましたが、一年生は興味津々、二・三年生は「私たちの学校は、これはこうで・・・・」みたいなことをいっています。さあ、この一年こどもたちには、どんな楽しいことが待ち受けているでしょうか? どんな成長を遂げてくれるでしょうか?とっても楽しみですね![]()
![]()
ご家庭ではどうでしょう? 初めてこどもさんを学校に送り出されたご家庭はちょっぴり心配かもしれませんね。
子育てまっただ中のご両親に読んでいただきたい本も、きょうは紹介します。
『子どもたちの遺言』 谷川俊太郎・詩 田淵章三・写真 (佼成出版社刊)
0歳~20歳までのこどもたちの写真に詩が添えられています。
「生まれたよ ぼく」 生まれたよ ぼく やっとここにやってきた まだ眼は開いていないけど まだ耳も聞こえないけど ぼくは知ってる ここがどんなにすばらしいところか
~いつかぼくが ここから出て行くときのために いまからぼくは遺言する 山はいつでも高くそびえていてほしい 海はいつでも深くたたえてほしい そらはいつでも青く澄んでいてほしい
そして人はここにやってきた日のことを 忘れずにいてほしい
「ありがとう」 空 ありがとう 今日も私の上にいてくれて 曇っていてもわかるよ 宇宙へと青くひろがっているのが
~ おかあさん ありがとう わたしを生んでくれて 口に出すのは照れくさいから 一度っきりしかいわないけれど
でも誰だろう 何だろう 私に私をくれたのは? 限りない世界に向かって私は呟く 私 ありがとう
新しい世界にとびこんだ子どもたちに、心から エールを送りましょう![]()
PS~ わが家も子どもたちがそれぞれの歩みを始め、4月から主人と25年ぶりの二人暮らしです。きょうの晩ご飯は『たらの芽(もらい物)・しだの赤ちゃんみたいな山菜(もらい物)・竹の子(裏山でおじいちゃんがほってくれた)のてんぷら』でした。主人が「なんや、そこらへんのもん、なんでも食べれる気がしてきた
」と、言い出しました