☆にこにこ本屋さん兵庫加西 西村書店(ニシムラショテン)

クリスマスツリーずいぶん寒くなってきました。先日の日曜日、私の通うキリスト教会でのお話で牧師先生は  『サンタクロースの部屋』 作・松岡享子 (こぐま社刊) の本を引用されました。その本の冒頭の言葉です。


~幼い日に、心からサンタクロースの存在を信じることは、その人の中に、信じるという能力を養う。わたしたちは、サンタクロースその人の重要さのためだけでなく、サンタクロースがこどもの心に働きかけて生み出すこの能力のゆえに、サンタクロースをもっと大事にしなければいけない。 

 ~心の中に、ひとたびサンタクロースを住まわせた子は、心の中に、サンタクロースを収容する空間をつくりあげている。サンタクロースその人は、いつかその子の心の外へ出ていってしまうだろう。だが、サンタクロースが占めていた心の空間は、その子の中に残る。この空間がある限り、人は成長に従って、サンタクロースに代わる新しい住人を、ここに迎え入れることができる。 


ラブラブ見えないものを信じるという心の働き、心の場所がサンタクロースその人によって作られるというのです。人への思いやり、まごころ、信頼、愛するということ。これらの入る部屋、こどもたちを守る部屋。そう考えると、クリスマスのプレゼントがとっても愛おしいものに感じますねプレゼント


 西村書店でも、そろそろ「クリスマスプレゼント包装お願いします。」といわれるお客さまがいらっしゃるようになりました。心を込めてサンタクロースのお手伝いをしたいと思いますベル 

 

 『サンタクロースっているんでしょうか?』 (偕成社刊)

サンタクロースの部屋と同じく30年前に書かれた本です。こちらもぜひ読んでもらいたい本です。