子ども達の待ちに待った夏休みがきました。私も、先日の連休は娘のところへ出かけていきました。
一学期を無事終えた新人先生のお疲れ会です。さぞかし部屋は荒れ放題で・・・掃除、洗濯、片付けを、と思ってでかけましたが、思ったよりきちんとしていて(白状すると、うちよりずっときれい
)ちゃんとやれている姿にびっくりしました。うーん、誰の子だ?
「ところで、かーさん何しにきたん?ゆっくりしにきたん?」と、娘。結局、私は娘んところで、ゴロゴロと食べて、寝て、しゃべって、文庫本を一冊読みきっただけでした
おまけに、手土産なしの手ぶら。ただ、その日の礼拝のおはなしを娘に話して聞かせました。聖書には、たくさんの「たとえ話」がイエスさまによって語られています。その中の『毒麦のたとえ話』です。 ある人がよい種を畑にまきました。ところが芽がでて実ってくると毒麦も混ざっていることに気づきます。使用人は、主人のところにいって早く毒麦を抜いておきましょうといいます。それに対して主人は刈り入れまで待ちましょうといいます。抜くのはそれからでもおそくはないと。
牧師先生の説明はこうです。まず、良い麦か悪い麦かの正しい判断です。本当にあなたの抜こうとしているのは、悪い麦ですか?ということ。そして、悪い麦と良い麦の根は複雑にからみあっています。悪い麦を抜こうとして良い麦まで抜いてしまうことはないでしょうか?そして、悪い麦だと思われているものが、もしかしたらよい麦に変えられるかもしれない。と、いうのです。だから、忍耐強く待ちましょう。忍耐強く救い上げましょうと。
心の傷む事件が相次いでおこりました。子どもの幸せを願わない親などいませんし、親を想わない子どももいないでしょう。どこでボタンをかけちがってしまうのでしょうか?
娘の本箱に私の本棚にあった絵本をみつけました。いつ持っていったのかなあ 『たいせつなきみ』 マックス・ルケード作 (いのちのことば社)
そのままの君がたいせつだよ と、いつでもすぐそばでいってくれる人。そんな親や先生でありたいと思います。夏休みです。こども達のこと、いいも悪いもじっと見てみましょうか