先週から始まった9日間のお話教室も、終盤をむかえました。今日から3年生です。先日、紹介した音譜 いわしのひものが~の手遊び歌を楽しんだあと、まずよんだお話しが『はなのすきなうし』 作・マンロー・リーフ 絵・ロバート・ローソン (岩波書店刊)

 これは、もう70年以上も前に書かれたお話ですが、ぜひ、今のこどもたちに、今のこどもたちにこそ読んできかせてあげたいなラブラブとおもいます。

  

 ~ここは、スペインです。ここで生まれたうしたちは、みんなマドリードの闘牛場で華々しく戦うことを夢みています。でも、一頭だけ、いつも一本の木の下でのんびりと花のにおいをかいでいる牛がいます・・・・。戦うことではなく、花のすきなうしです。~

 

強いことがすばらしい!ってだれが決めたんでしょう。うし・・それぞれ。人それぞれです。そして、おかあさんは、一応、「それでいいの?みんなといっしょじゃなくていいの?」と聞きます。「これでいいんだ。」と、いうと・・・・。~うしとは、いうものの、よくもののわかった おかあさんでしたので、すきなように しておいて やりました。~と続きます。


 お話教室が終わった後、先生がなにか感想はありますか?と聞かれました。ある子が「はなのすきなうしは、ずるいなあ・・。と思います。ぼくたちはなんでも一生懸命しないといけないのに、のんびりとばっかりしているからです。」 目 うーん、そうか。いっつもがんばってるんだ。でも、のーんびりしてもいいんだよ。なにが幸せかは、自分がきめるんだからラブラブ