昨日の休日は、まず、朝からいつもの日曜学校へ。(幼児~中学生までの教会学校の先生をしています。)そのあと、日曜礼拝を守り、そのまま三ノ宮へ行きました
ともだちとランチの待ち合わせをしていましたから。近況をいっぱい語り合ってから、娘のところへ二人で出かけていきました
無事二年間の学びを終え、この春から幼稚園の先生になります。住み慣れた寮をでて、一人暮らしを始めました。研修が始まって二週間。沢山のとまどいと、困難にぶつかっていることでしょう。
園長をしているこの友達は、親よりもそんな現状を思いやって、一緒の訪問を申し出てくれました心強いサポーターです。細かい具体的なアドバイスの後、彼女は言いました。「一生懸命がんばっている人にこれ以上の頑張れ!は言わないわ。でも顔晴るのよ
こどもたちは、いつもあなたを見ているからね。あなたのうしろ姿も、一言一言も・・みーんな見ているのよ。先生がいつも晴れやかな笑顔で、こども達との毎日を喜び、楽しみ、その成長を心から願って過ごせばこども達は自然と成長するわ
今日はどんな事をして喜ばせようかどんな事をして楽しもうかとワクワクした毎日をすごせるように祈っているからね。そうすれば、技術は後からついてくるから。そして、時々はせいいっぱいがんばった自分に、ごほうびをあげるのよ。食べたことのないようなおいしいものもそんな時は食べる!職場と家の往復で疲れちゃったらだめよ!!」と。
3月、若い人たちはそれぞれの場所で新しいスタートを切っていることと思います。
辛いことや、苦しいこともあるでしょう。でも、振り返るとき、きっとそこに「よくがんばったね」と褒めてあげれる、いとおしい自分がいるとおもいます顔晴れ!!おばさんたちは、心よりエールを送ります
そして、今日の絵本の紹介です。このともだちが、先日、幼稚園の最後の父兄会
でお母さん達にむけて、読み聞かせをしたという絵本です。
『たいせつなこと』 作・マーガレット・ワイズ・ブラウン 絵・レナード・ワイスガード 訳・うちだややこ (フレーベル館刊)
~あなたは あなた
あかちゃんだった あなたは からだと こころを ふくらませ ちいさな いちにんまえに なりました
そして さらに あらゆることを あじわって おおきな おとこのひとや おんなのひとに なるでしょう
でも あなたにとって たいせつなのは あなたが あなたであること
この本は60年近くも前にかかれたものです。この絵本が、今もなお世界中で読み告がれているということ。それは、いつの世も、たいせつなことは変わらないという事。そして、それは、本当に私たちの日常にあるということです
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マーガレット・ワイズ・ブラウンの本
おやすみなさいのほん (福音書店刊)
ぼく にげちゃうよ (ほるぷ刊)
おやすみなさいおつきさま (評論社刊)