いよいよ12月に突入しましたね。寒さも増してきて、インフルエンザが流行しているようです。お店のお客様から、兵庫県は全国で二番目に患者数が多い、と教えてもらいました。
予防接種はもうなさいましたか?
私が保育園に勤めていた25年前は、個人接種ではなく、園で団体接種をしていました。たしかインフルエンザと、日本脳炎だったと思います。
歩いて5分ほどの個人医院に、こども達を連れていくわけですが・・・入念なシナリオが必要なわけです
まず、出かける30分前。『みなさーん、今から○○医院に予防接種にでかけますよ。病院は元気な人がいくところですか?ちがいますね。頭の痛いひとや、おなかの痛いひと、気分の悪いひとがいっぱいきておられますよ。ですから、お口はチャック!いいですか?ご用があったら先生の耳元でちいさな声で言ってくださいね。
そして、むこうについたら一列に並びますよ。並んだら遠山の金さん(ご存じない方ごめんなさい)のように 「この桜吹雪が目に入らんのかあ」 みたいに、お袖の上から腕をだすんですよ。はい!やってみましょう。
できましたかあ?そしたら、看護婦さんが消毒してくださいます。はい、じゃあやってみますよ。 ○○ちゃん、よばれたら大きな声でこのときは返事しましょう。お医者さんがしますよ!と言われたら、「1・2・3」と数えましょう。ちょっと、チクリとしますがそれで終わりです。「いやだよー」って泣いたり、「痛いよー」ってあばれると1・2・3ではすみませんよ。いいですか?そんな弱虫さんはいませんね。じゃあ、1人ずつやってみましょう。』
そして、おもちゃの注射器で、模擬体験を1人ずつすませ、その勢いで歌でも歌いながら近くの医院へ。 から元気が持続している間にさっさと済ませてしまいます。あっ、そうそう。トップバッターは、一番肝のすわった子でないといけません。かくして、無事、恐怖の予防接種が終わるわけです。
そして、降園時、こども達は得意満面の笑顔で、「泣かなかったよ」発言をするのであります。
今日、紹介する絵本は、この風邪の季節必ず学童保育さんでも読み聞かせするお話です。
『さるのせんせいとへびのかんごふさん』 作・穂高順也 絵・荒井良二 (ビリケン出版刊)
どうぶつむらにあたらしくびょういんができました。おいしゃさんはさるのせんせい。そしてへびのかんごふさんです。さるのせんせいはいろんなくさをへびのかんごふさんにたべさせて、みずものませて、よくふってかきまぜ・・・・。そしてかぜのぼうやがくると・・・へびさんは何に変身するか想像できますね。くぎを飲み込んだぶたさんも・・。身体測定のくまさんも・・へびさんは大活躍です。
『へびのせんせいとさるのかんごふさん』もあります。
この絵本ネタで病院嫌いがちょっぴり解消できたらいいなと思いますそれでは皆さん、風邪に要注意
PS~クリスマスだいすきさん、Y崎さん、馬○谷っ子さん、まるかさん。コメントありがとうございますこれからも待ってまーす。