空、高く澄み渡り すっかり秋となりました。
一年のうちで、この季節が一番スキです きんもくせいの花香り、彼岸花があぜ道に咲き誇っています。こどもたちが一年のうち、最も成長するのがこの季節です
四月、新しい生活に不安だらけだったこどもたちが、夏にはおともだちとの距離が縮まり、その分、小さなぶつかり合いも多くトラブル続出。そんなこどもたちも、秋には運動会を通して向上心も、協調性もめばえてきます。集団生活の楽しさがわかってくるのです。そして恵みの季節をむかえます。多くの収穫物に目をむけ、自分のまわりの働き人に感謝
そして、12月にはその多くの恵みを感謝して、自分の愛する人にそれをおすそ分けします。~クリスマス~です
こどもたちは、そうやって季節とともに確かに成長していくのです。
子供たちが小さい頃は、夕方には必ず散歩にでかけました 四季折々の恵みを五感で感じて欲しかったからです。
すべてのものに心をひらいて受け止められる子供になってほしいと願ったからです。
ぜひ、お手元においていただきたい本があります
『和の行事えほん 秋と冬の巻』 『和の行事えほん 春と夏の巻』 ・・・作 高野紀子 (あすなろ書房)日本の伝統的な行事が、かわいいイラストとカレンダーで紹介してあります。二冊まとめてプレゼントにもステキですよ。
『子どもと楽しむ行事とあそびのえほん』・・・作 すとう あさえ 絵 さいとう しのぶ (のら書房)
~土も空もむかしのまま、かわらずにちゃんとそこにあります。土にふれ、空を見上げ風のあたたかさや雨のにおいを感じたり、木の葉のそよぎや木漏れ日に気づいたり、早起きして朝焼けの空をながめたり・・・遠いむかし同じ大地に立っていた人たちと同じ感覚を、私たちも五感で感じることができるのです。~わたしの大スキなさいとうしのぶさんの描く家族と一緒に四季を楽しんでください
西村書店のもうすぐパパになるMさんにこの本をプレゼントするつもりです こどもと一緒に四季を楽しむあたたかな家庭をつくってもらいたいと願います