貸借対照表とか損益計算書とか、聞いただけで頭がくらくらしてしまいませんか。

今までにも、いろいろな会計の本が出版されて、確かに理解しやすいものもたくさんありましたが、この本は、ちょっとちがいますよ。

まず登場する企業名が全て実在企業です。

しかも、数字が全くありません。

ひと昔まえの言い方をすれば

「ウッソ-」

です。

直感的、「儲かっているのか、いないのか」を判断する力を養うために

全部、図になっています。しかもオールカラー。 面白いです。


『右脳でわかる!会計力トレーニング』 日本経済新聞社 840円

http://www.honya-town.co.jp/hst/HTdispatch?nips_cd=9981828734

初心者でも数字ギライでも大丈夫。図形でやさしく解説します。クイズに楽しく答えるだけで、意外とディープな知識も身につきます。登場するのはすべて実在の企業。ニュースを見る目が変わります。読者の右脳を刺激する決算書の図形クイズ40問。

1章 「右脳でわかる会計」の世界へようこそ!(決算書を「読める」ようになろう;右脳でとらえるって、どういうこと? ほか);
2章 貸借対照表で「財務体質」を読む(B/Sの調達と運用をつかもう;良いB/S、悪いB/S、最悪のB/S ほか);
3章 損益計算書で「儲けの内容」を読む(1年の儲けを計算するP/L;儲けの構造を図でつかもう ほか);
4章 キャッシュフロー計算書で「カネの流れ」を読む(1年の収支を計算するC/S;キャッシュフローの3区分を知っておこう ほか);
5章 今日からできる経営分析(連結って何だ?;セグメント情報を読んでみよう ほか)