『鈴木敏文に学ぶ本質のつかみ方』 経済界刊
国友隆一著 1400円
http://www.honya-town.co.jp/hst/HTdispatch?nips_cd=9982145479
なぜ誰もが失敗すると思った起業を成功させ、流通の常識まで変えることができたのか?若き日の鈴木敏文の軌跡を読み取れ。
第1章 私利私欲をもて。それ以上の価値をお客さまに提供せよ;
第2章 過去から現在に見る「技術」を身につけよ;
第3章 起業とは「小説を行動によって書くようなもの」と思え;
第4章 起業家は感性を磨け;
第5章 経営数値は起業家の分身である;
第6章 あるべき価値に合わせて現実を変えていく;
第7章 シンプルであり続ける勇気をもて
今日付けの「日経流通新聞」に各社コンビニが苦戦しているという記事が載っていました。
各社とも、「アルバイト不足」「オーナー不足」「出店用地不足」の3つの不足への対応に追われているそうです。
王者セブンイレブンですら、大苦戦を強いられているとのこと。
不思議なのは、一日の一店舗あたりの売上が、セブンイレブンが約61万円なのに対し、ローソンは、約48万円で大きく開きがあります。他社もほぼ同じです。
なぜなんでしょうか?
つい最近まで、セブンイレブンで実施されてた「抽選」ですが、これもやり方が、なかなかにくいですよね。700円お買い上げで一回の抽選ですが、セブンイレブンの
平均客単価が633円ですから、あと67円でほぼ全員が一回くじが引けるチャンスがあるわけです。67円客単価が上がれば、オイシイですよね。「ナナコ」も始まりましたし、あと、100円おにぎりとか、絵皿プレゼントとかもやってますしね。
ただ、そこまで頑張ってる「鈴木敏文」さんですら、苦戦をされているのはどういうことなんでしょうか?
時代は、鈴木敏文を求めていないのでしょうか。