年収の高い会社と低い会社。好きな方に入れるとしたら、あなたはどちらをえらびますか?
今日紹介させていただく本は、こんな書き出しで始まります。
そんなもの、きまってるやんか。高い方にきまってる。
そうですよね。私もそう答えます。
しかし著者曰く、この質問には、単なるお金の話ではなく、『あなたは、どう生きたいか?』
という問いでもあるのだと。
自分はきっとできる人間だ。
今の会社はしょせん、踏み台にすぎない。
自分の実力をわかってくれない職場がダメなんだ。
そういって転職をかさねて、結果として履歴がよごれてしまっていませんか。
自分をトコトン安く売り、その引き換えに経験と実験の場を手に入れる。
会社という舞台で、『安い社員』という立場をフルに活用して、『伝説』をつくる。
そう、『伝説の社員』になるのです。
この本の中で私がまず感じたことですが、『自分を安く売る』という考え方。
どういうことかお分かりでしょうか?
経営者は給料の高い人間ほど、「モトをとる」為に、あなたを「できる仕事の範囲で」
こき使おうとします。誰でもできるような「つまらない仕事」をしこたまやらせます。
誰だって、そんなことばかりさせられれば、やる気がなくなり、マイナス思考になりますよね。
人間そうなると、ますます能力が落ちていき、気が付いた時には、すでに手遅れ状態になってしまいます(>_<)
では、半分の給料で自分を売ったらどうでしょうか?
会社は給料の価値以上の働きをしてくれるあなたに一目おくようになります。
多少の失敗をしても大目に見てくれるでしょう。
そうすると、あなたは、多くのいろんな経験をつみ、結果として将来何倍ものリターンを得るこちができるのです。
芸の世界でいう「弟子」と同じですよね。とにかく若いときはがむしゃらに働くことが一番です。
そして最後にこう締めくくってあります。
あなたに気づいてもらいたいのは、「受け入れられたい自分の長所」ではありません。
「すでに受け入れられている長所」です。まず自分らしさを見定めることです。
人との究極の差別化があるとしたら、それは「自分であること」なのです。
そこから、すべての伝説は生まれるのです。
ぜひ読んでみてくださいo(^-^)o
「伝説の社員」になれ! 土井英司著 草思社刊 1260円
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