みなさん、こんばんは西書のアン子です。別名火曜日のアン子と呼んで下さい!
ここら辺でどうして”アン子”なのか語ります。「あんころもち」のアンでも「あんまん」のアンでもありませんアン子のアンはまちがいなく愛すべき赤毛のアンのアンなのです。
赤毛のアン㊤㊦ アンの青春㊤㊦ アンな愛情㊤㊦・・・モンゴメリ作~偕成社刊
私の通った小学校は、一学年一クラスという小さな小学校で、校舎から少し離れて平屋の図書室があり、山にむかって広いテラスがありました。そこで読む赤毛のアンや秘密の花園、小公女、若草物語、あしながおじさん、アルプスの少女ハイジが大好きでした
まさしく夢見る少女です。
中学一年生の通信簿に「時々ボ~として何を考えているのかわからないことがある。」とかかれていました。失礼な話です夢見る乙女に向かって
そして、大人になって出会った赤毛のアンが赤毛のアンの手作り絵本・赤毛のアンの手作り絵本Ⅱ(青春編)・赤毛のアンの手作り絵本Ⅲ(夢の家族編)当時は鎌倉書房、現在は白泉社刊。物語にそったエピソードが素敵なイラストとともにかいてあり、料理や手芸の紹介がしてある可愛らしい本です。たとえば、ギルバートに似合いそうな男女兼用のセーターの作り方。アンが初めて先生になった朝マリラが作ってくれたしょうが湯の作り方。などです。
あの頃夢見たアタシのギルバートは、今はとなりでビールを飲みながらゲップを連発しています
この春から赤毛のアンにつぐモンゴメリの自伝的小説といわれる「エミリー㊤㊥㊦」偕成社刊がテレビ化されているそうです。アンと現実のモンゴメリとは随分ギャップがあったようですがこの話は機会があればまた。
~たとえ自分の前にある道がせまくとも、静かな幸福にみちた花ばながその道をいろどってくれることを、アンは知っていた。一生懸命はたらくよろこび、りっぱな志をいだくよろこび、気のあったものどうしの友情をもつよろこび、これはみんなアンのものになるのである。~いつだって道にはあの曲がり角があるのだ。「『神は天にあり、この世はすべてよし』。」アンはそっとささやいた。
この言葉で赤毛のアンのページは閉じられるのです。