明日は、県立高校の入試ですね。受験生のみなさんは、勝負の日ですね。健闘を祈ります。
当店にも合格された後に必要な推薦辞書や参考書が続々入荷中です。
さて、昨日のつづきで私事ですが、
私、生まれは加西市なのですが、父の仕事の都合で小学入学から大阪の藤井寺に住んでいました。藤井寺といいますと、今はなくなりましたが、プロ野球の近鉄バファローズの本拠地があったところです。また西国三十三所巡礼の第五番札所のあるところです。
大学卒業と同時に生まれ故郷の加西市に住むことになり現在にいたっております。
学生時代は、まさか商売をするとは、夢にもおもいませんでしたが、昨日もお話したように不純な動機で本屋をやることになりました。
私が本屋をはじめたころの西村書店は、北条町南町にあり、店の規模も数坪の小さな店でしたが、当時はまだあまり大きな書店も無く、まぁなんとか食べていけてました。
その後加西ハイツ(今のセブンイレブン古坂店の隣)に移転しましたが、その時に真っ先に思いついたことは、閉店時間をできるだけ遅くする事と、駐車場を確保することでした。
閉店時間は当時は夜七時頃になると市内のお店は、ほとんどが閉まっていましたが、
思い切って夜10時閉店にしました。最初の頃は、おそくまで営業してても、夜8時を過ぎると、
お客さんがぜんぜん来られず、やっぱり方針がまちがっていたのかと不安な毎日の連続でした。半年が過ぎた頃からようやくお客様に認知されるようになり、順調に営業できるようになっていきました。このとき学んだことは、消費者が便利になることをやれば必ず成功する、ということです。またある程度の時間はしんぼうしないといけないということです。
駐車場については、車社会である以上、絶対に必要であり、また売上は駐車台数に比例するものだと確信していました。幸いな事にすぐ隣の土地を地主さんのご好意により使わしていただくことができ、本当にたすかりました。商売は決して自分だけではできない。いろいろな方の応援があって成り立つのだ、ということを学びました。まだ20代前半の若造にとってすごくいい経験を
したと思います。
今日はこのへんでおわります。すみません。