ケーキ3月10日は、石井桃子さんの100歳のお誕生日です。ちいさいおうち、くまのプーさん(岩波)。ピーターラビット、ブルーナーのうさこちゃんシリーズ(福音館などの翻訳家と聞けばほとんどの方がごぞんじだと思います。絵本大スキ人間ラブラブの私達の育ての親みたいなものです。ご自分でも数々の創作童話、絵本を書いておられます。今日はその中からチューリップ黄『くいしんぼうのはなこさん』文・石井桃子絵・中谷千代子チューリップ赤を紹介しましょう。小さいときからかわいがられ、甘やかされ育ったわがままなこうしがはなこさんです。そんなはなこさんが集団生活に入ることになります。山の牧場です。これで少しはわがままもなおるだろうとおもいきや・・「みんなちょっとお待ち!」と、女王さまぶりを発揮します。どこの世界でもこんなことはあるようです。この春初めて集団生活を経験する子どもさんも多いと思います。子どもたちは、このはなこさんのようにわがままです。でも集団生活の中で、自然と他を思いやったり、辛抱することを学びます。そしてこの絵本の結末のように少しずつ成長していくのです。ニコニコ私の務めていた園の園長先生はいつも私たちに言われました。「いかに子どもを成長させようかと考える必要はありません。いかに子どもたちの成長をじゃましないか・・です。子どもたちは子どもたち同士、成長しあうものです。見守っていきましょう」と。クローバーおかあさん、おとうさんの暖かいまなざしのもとにすこやかな成長がありますようにドキドキこれはだいぶん余談ですが、今年78歳の私の母は農協に勤めていた15歳のときに、給料でこうしを買ってひいてかえってきたらしいえっどんな名前をつけたかは聞いていません。そんな母に育てられたのが私ですグッド!