「人に仕事を任せるときは、効率性より効果を考える」
人が自分の思い通りに動いてくれるというのは稀なことです。もし、そうなのであれば、コーチや監督というのは、必ず結果を出すことができるでしょう。つまり、人を動かすとき、思い通りにはなかなかいかないという心構えをもつべきです。
そして、人に仕事を任せるときは、効率性よりも効果を考えるべきです。なぜなら、効率性だけで考えるのなら、自分でやった方が早い場面が多いからです。教育効果やキャリアプラン、付加価値や独自性、長所、短所を見極めた上で、仕事を任せたことによる効果に焦点を当てる。逆に、自分で仕事を行うときは効率性を考えるのがよいでしょう。