「『世間第一等』の人物から『古今第一等』の人物へ」
王陽明の教えである「陽明学」から出た言葉の概要です。幕末に佐藤一斎が伝えたものの一つです。原文の現代語訳は、
「今の時代で名を残す人になろうとするのは志が小さいとは言わないが、まだ小さいと私は断言したい。この世の中に生きている人が多いとはいっても、その人口には限りがある。過去すでに亡くなった人は、今を生きている人の数倍である。私が今までなしたことと、過去の偉人とは比べ物にならない。これは恥ずかしいことである。なので、志を立てる人は、歴史に名を残す人を目指すべきである。」
志高く生きたいものです。