「『吾唯足知』(われただしさをしる)。足ることを知る人は心穏やかであり、足ることを知らない人は、心がいつも乱れている。」
人は当たり前のことには、なかなか気づかないものです。健康も然り。家族も然り。失ったときにその大きさに気付くのですが、それでは遅すぎます。人は、自分の足りないものには目がいきがちですが、足りているものは見逃してしまいます。自分自身が恵まれていることに気付くことができれば、人生、穏やかに過ごすことができます。大切なのは恵まれているかではなく、恵まれていることに気付くかどうかなのです。