「ライバルとの勝負に勝つために自分と相手を『七計』で比較する」
人との勝負では、自分を知るとともに、相手を知ることが重要だと孫子は説きます。そして、自分と相手を7つのことで比較せよと伝えています。その「7計」とは?
<七計>
①有道→公益のある志か
すなわち、「社会的広がりはどうか」ということです。
②有能→専門能力、実力
すなわち、「絶対的強み」ということです。
③天地→時代性と独自領域
すなわち、「自分に合っているか」ということです。
④法令→倫理性と克己
すなわち、「危うさがないか」ということです。
⑤強さ→勝負強さ
すなわち、「気持ちの強さ」ということです。
⑥練れたる→訓練の度合い
すなわち、「忍耐強さ」ということです。
⑦賞罰→報酬と評判
すなわち、「充実度と満足度」ということです。
「7計」を常に意識し続けることは難しいですが、徐々に慣れていきたいものです。