「人は集団になればなるほど手抜きをする」
フランスの心理学者であるリンゲルマンがある実験をしました。
それはチーム人数を変えた綱引きです。一対一で綱引きをしたときの力の入れ方を100とします。そして二対二で綱引きをしたときの一人当たりの力を比較します。その結果、一人当たりの力が93に減少したそうです。さらに三人で綱引きをした場合は85となり、そして、八人で綱引きをした場合は49にまで減少したそうです。
「集団になればなるほど、他の人がなんとかしてくれるだろうという手抜きの心理が無意識のうちに働いてしまう」
それはチーム人数を変えた綱引きです。一対一で綱引きをしたときの力の入れ方を100とします。そして二対二で綱引きをしたときの一人当たりの力を比較します。その結果、一人当たりの力が93に減少したそうです。さらに三人で綱引きをした場合は85となり、そして、八人で綱引きをした場合は49にまで減少したそうです。
「集団になればなるほど、他の人がなんとかしてくれるだろうという手抜きの心理が無意識のうちに働いてしまう」
これを心理学用語でリンゲルマン効果と言います。
この効果を仕事の場面で考えますと、無駄にグループの人数が多いと、個々の力が十分に発揮されないということになります。個々の力を最大限発揮させたいなら、グループを少人数でつくり、一人一人の責任を明確にする必要があるということですね。