「物事全てに関することを人のせいにしてはならない。人のせいにするということはすなわち、自分の力の無さをアピールしているに等しい。」
人と仕事をしたり、協力したりする中で、失敗してしまうことがあります。そのとき、失敗の原因を人のせいにするか自分のせいにするかで、その後の人生は大きく変わると思います。たとえば、上司として、部下が失敗をしてしまったとき、部下のせいにしてしまえば、部下をうまく使うことができなかった自分自身を振り返ることなく、上司、リーダーとしても成長しません。次に同じ失敗を繰り返すでしょう。また、責任だけを押し付けられた部下もいい気持ちはしないはず。
しかし、たとえ部下が失敗しても、それを自分の責任、自分の力の無さだと振り返れば、次に生かすことができます。リーダーシップを向上させ、成長することができます。責任をとるリーダーは部下から見ても頼りがいを感じます。
確かに、人のせい、誰かのせいにするのは楽です。全てを自己責任と考える方がつらいかもしれません。ですが、人のせいにする限り成長が見込めないのだとしたら、長い目で見たとき、人のせいにし続ける人生も苦難の連続かもしれません。
自己責任が自己実現へのスタートの一歩なのだと思います。