私がまだ小学生の頃、岐阜市金華山の南に位置する瑞龍寺山(通称:水道山、上水道の配水施設があった為にそう呼ばれているらしい)の頂上には、かつてプラネタリウムの施設を有したその名も『プラネタリウム遊園地』というレジャー施設がありました。
この遊園地を訪れるには
①車で山頂までのドライブコースを行く、
②頂上までの散歩コースを歩いて山を登る、
③ふもとの公園からリフトに乗って遊園地まで上がって行く、
の3択となっていました。
このリフトは『ロマンスリフト』と名づけられ、こちらの施設と共に当時の若者や家族連れに人気の乗り物でしたが、プラネタリウム施設が開設されていた期間は1958年(昭和33年)~1984年(昭和59年)と30年間に満たず、施設閉館のタイミングで同時にロマンスリフトも廃止になったようです。
現在では『プラネタリウム遊園地』は跡形も無く解体されて展望台に生まれ変わっており、岐阜市を一望できる景色が素晴らしいスポットとして知られています。
展望台からの眺め
私は以前こちらのブログで、『廃線跡を歩く』と題して現在廃線となった西濃鉄道昼飯線跡を歩いた話を書いた事があるのですが、最近インターネットでこのリフト跡がまだ残っているという情報を見掛け、次はこちらに行ってみようと思い今回訪れてみる事にしました。
当時のリフト乗り場は跡形も無く解体されており、ふもとにあったボウリング場等のレジャー施設も現在は公園になっていましたが、幸いリフト路線の横に位置していた散歩コースはまだ残っていた為、今回はこちらを歩いて登っていく事にしました。スズメバチやイノシシに注意!
散歩コースは今でもキレイに整備されていて何の問題もありませんでしたが、その両脇は急斜面の山肌でその有様はまるでジャングルのようになっており、こんな中で40年も昔のリフトの痕跡が果たして今でも残っているのか?と心配になってきます。
遊歩道からこの急な山肌を登っていきます!
密林状態で前に進むのも大変…
しかしせっかくここまで来たのだから、と思い直して登り続けると…草木で覆われた急斜面の向こうに何やら鉄柱のような物が見えるではありませんか!
両手両足をフルに使い、地面に生えた草木を掴んで道なき道をジワジワと進み、足元が落ちそうになりながらも何とか鉄柱の元に到着!
今でも木々に囲まれながらひっそりと静かに眠るリフト用の支柱、なかなか趣があります。
ひっそりと佇む支柱に流れた歳月を感じます
その後も更に山頂を目指して歩いて行くと、頂きの近くで更にもう一つの支柱を発見!こちらは頑丈な三連続の形態となっており、恐らく当時のリフト山頂駅部分だったのでは?と思われます。
三連になった支柱
そしてこの三連支柱のすぐそばには立派な石造りの階段が残っていました。ここでリフトを降りてからこの階段を上がり、プラネタリウム遊園地に入場したのだろうなと想像できます。
当時この石段を皆が楽しそうに歩いていた様子を思い浮かべると、落ち葉で荒れ果てた中にも何か時空を超えたロマンやノスタルジーを感じました。
立派な石造りの階段
今回の廃線歩きは非常に危険で、下手をするとガケから落ちて大けがをする可能性もあり人には全くオススメできません。それでもこんな山歩きもなかなか風変わりで面白かったので、また何か機会があったら他にも試してみたいかも、と思いました。
岐阜事務所 春◎日◎信◎幸
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~雇用保険法からの問題~
〇か×かでお答え下さい。
問. 高年齢受給資格者であるXの当該高年齢受給資格に係る算定基礎期間が15か月である場合、Xが支給を受けることのできる高年齢求職者給付金の額は、基本手当の日額の50日分に相当する額を下回ることはない。
答.×
~解説~
算定基礎期間が1年以上の高年齢受給資格者であっても、失業の認定があった日から受給期限までの日数が50日に満たない場合には、当該認定のあった日から受給期限までの日数に相当する日数とされるため、高年齢求職者給付金の額は基本手当の日額の50日分に相当する額を下回ることがある。
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