トイレは重要
21日にオープン・コミュニケーション・デーと銘打って開催した県立博物館・美術館の開放企画。
障害のある人も赤ちゃんもお年寄りも
気兼ねなく施設を楽しんでいただきました。
それに先立ち、歴史博物館には福祉便座を寄贈していただいていたんです。
この取り組みは、ご協力いただいた一般社団法人バリアフリー推進協会の代表理事 柏木太郎さんとの出会いから始まりました。
ご家族がオストメイトになられ、トイレの苦労を目の当たりにされた柏木さん。様々な情報を収集するなかで、前広の便座に変えただけで、処理が簡単になることを知りました。
高齢の方など、座った状態でパウチの処理をされる方が多いそうです。前が広く空いている便座なら、処理がしやすいわけです。また、カテーテルで導尿される方も作業しやすいでしょう。
もちろん、バリアフリー対応のトイレ(神奈川県では「みんなのトイレ」といいます)の整備を進めることは必然です。しかし、一般の方も使える前広便座が普及すれば、数少ない「みんなのトイレ」を探し回らなくていい方もいるのでは?
まずは、多くの方に知っていただいて、普及できればとの思いで、便座の寄贈をされています。
私も設置に関して、ほんの少し、お手伝いができました。
熱意を持って取り組まれている
一般社団法人バリアフリー推進協会の皆様に感謝です。