ふたつの法案
昨日、医療・介護総合推進法が可決成立しました。
超高齢化、人口減少社会・・・
日本の諸課題に対応するため、在宅医療・介護サービスの充実をめざします。
今後は、地方議員の立場で現場の声を収集し、
混乱を抑え、スムースな運営がなされるよう
補完すべきところのど、国に伝え、県で検討していかねばなりません。
さて、同日、参議院本会議では
改正児童買春・ポルノ禁止法も賛成多数で可決、成立しました。
早ければ、7月にも施行される見通しです。
改正法では、自分の意思に基づき性的好奇心を満たす目的で
18歳未満の児童のポルノ写真などを所持した場合
1年以下の懲役または100万円以下の罰金を科します。
これまで、所持を禁止することに関しては、異論もあったところですが
つい最近も、わが子の裸の写真をネット販売していた父親が逮捕されるなど
悪質な犯罪が発覚しました。
買う人がいて、食い物にする人がいる・・・。
しかし、データは一度流出すれば
ずっと消えることはありません。
この改正では
すでに所有している当該写真などについて
処分するための期間として1年間の猶予を設けました。
軽い好奇心であっても
子どもたちの未来をも奪いかねない問題です。
ようやくの法改正に胸をなでおろしました。