シンポジウムに参加して
横浜で開催されたシンポジウム
「ウイルスと白血病―白血病克服に向けて」に
参加させていただきました
HTLV-1(ヒトT細胞白血病ウイルス)は
キャリアの4~5%がATL(成人T細胞白血病)を発症します。
国内108万人の感染者がいることがわかっていますが、
これはB型肝炎やC型肝炎に匹敵する感染者数です。
しかも、多くは母乳授乳による母子感染。
特別講演で登壇された
浅野史郎 前宮城県知事も母子感染され、
60年も経ってATLを発症。
「患者になって分かったこと、患者でないと分からないこと」と題しての講演は
終始、和やかで、笑いさえ起こっておりましたが
その闘病の日々は筆舌に尽くせないものが
おありだったと思います。
その後の
パネルディスカッションでは
患者会の代表の方も参加され
より赤裸々なお話しを伺いました。
妊婦健診の中にHTLV-1の抗体検査をと訴え続けてきた公明党
それが、広く施行され、正しい知識が普及されるように
これからも
がんばります。