スズキのいにしえのスクーターHi-RにアドレスV100エンジンを搭載してフルチューンしています。
スクーターという乗り物はとても身近でありながら、レースで使うとなるととても特殊な乗り方が必要なのですが、何より駆動系のセットアップの難しさが胡麻味であり、決まればロケットのような官能的な加速を味わう事が出来て最高に楽しいオートバイの1つです。
うちでは最近また盛り上がりつつあるスーパースクータークラスにノーマルフレームのHiベースに補強を入れた車体に、アドレスV100エンジンで好戦すべく、117ccにボアを上げて吸気から排気に至るまでバランス良くチューンナップし、サスペンションはフロントがライブディオ、リアがPCX用を追加したスイングアームを介して装着しています。
スーパースクータークラスに参戦するにあたり、低コストで楽しみながらレースを維持する事がコンセプトですので、車両製作をコツコツとやっております。
それでも決して上位を狙えない訳ではなく、出力と車体のバランスをうまくやってあげれば充分トップを狙え、フルチューンとはいえ、低コストで誰でも乗れるオートバイで問題ありません。