チーム移籍を円満に実現するためにやって1番やってはいけないことは以下となります。

1、現所属チームに黙って移籍活動を行う。

現チームのコーチに移籍話を切り出すのは勇気がいることです。気持ち的には先に次の行き先を確定しておいて、最後に現チームに報告してすぐに退団したいというのが選手と親の気持ちでしょう。しかしこれは❌です。

なぜかというと、サッカーチーム間というのは親が知っている以上につながりが多くあります。市内など同じ地域のクラブのコーチはまず知り合いと思った方が良いでしょう。我が子が所属チームの練習が無い日に、他のスクールに参加している情報はチームのコーチに伝わっていました。ですからチーム移籍検討先に現所属チームを伝えた時点でまず間違いなく現チームに連絡が入ります。ここで現チームのコーチが聞いてないなんてことになると相手も人間です。感情が入れば前回説明した登録のことがありますので状況を難しくしてしまいます。

移籍は悪いことではありません。コソコソせず、先に現チームの監督やコーチに宣言し了承いただいた上で、移籍への動きをとりましょう。そうすることで、移籍検討先に現チームから移籍について了承をいただいていることを伝えることができ、体験練習や説明会など次のステップに進むことができます。(現チームに確認の連絡は入ります。)

間違っても現チームに不満をぶつけて、ケンカ別れのような形にならないようにしましょう。その情報は誇張されて移籍先の監督にあの保護者はモンスターだ注意してくださいと伝わるのです。そうなってしまってはせっかくの移籍もマイナスイメージのスタートになってしまいます。

プロ選手と同じように選手、子どもの未来のために胸を張っていい移籍となるように、楽しいサッカーライフとなりますように。