移籍を検討したいチームに問い合わせても、「現在所属チームがある方はお受けできません。」と言われてしまう。なぜこうなってしまうのかを理解するためには、日本のジュニアサッカーの仕組みを理解する必要があります。チームが公式戦に出場するためには、日本サッカー協会4種登録(U-12)が必要です。これは選手も同様で一人ひとりが日本サッカー協会の選手登録をしていないと、県、全国へつながる大会には出場できません。しかもこの選手登録は個人ではできず、チームからでないと登録や抹消はできないのです。複数のチームで登録もできません。これが日本のジュニアサッカーチーム間移籍のハードルを上げる要因の一つではないかと個人的には思います。選手登録の申請がチームからしかできないということは、監督やコーチが登録や抹消の申請を行うということです。ですので、いくら本人が移籍をしたいと言っても現所属チームの監督に選手登録を抹消してもらわないと移籍先のチームで選手登録の申請ができないのです。
よって他のチームに所属している子の話はなかなか聞けないのもわかるかと思います。これが前回提示したポイントの2つ目、「現所属チームとは円満のまま移籍を実現する。」が必要になってくる理由です。試合に出ていない子でも毎月チーム活動費を納めています。チームからすれば、試合には必要なくても移籍されるということは収入の減少につながります。だから、移籍による退団の話は容認されにくいのです。我が子も下のチームで散々な扱いをされましたが、退団は引き止められました。
現所属チームの監督コーチが納得しないと移籍ができないとう移籍する方が不利なシステムになっているのが日本の現状です。次回はこの現状を乗り越え、チーム移籍を実現した我が子の事例を紹介します。Ciao
今回のまとめ
「チーム移籍のためには現チームのコーチに選手登録を抹消してもらうことが必要。」