人間も猫も高齢化 | 100匹猫の生き方(にしきんち)

100匹猫の生き方(にしきんち)

ブログタイトル変えました。保護猫、捨て猫、飼育放棄、多頭崩壊、いろんな事情の子達。ご縁を繋ぎたく譲渡会を始めました。このblogでは、そういう子達の紹介をしていきたいと思い始めたblogですが、日常も投稿していきます。100匹猫が本当の家族と出会えますように〜

次の相談は
今後の河内長野市、日本の状況を
考えさせられる案件でした。

消滅可能性自治体である河内長野市は
高齢化の都市でもあります。
先輩方は体力があり、
元気に過ごされてる方も多く
頼もしい限りですが・・・
訃報がない訳でもありません。

相談のお電話をくださったのは
ヘルパーさんでした。

ヘルパーで入ってたおうち
ご夫婦が
パタパタと入院され帰らぬ人となられたそう。
お子様も居なくて、身内は
ご主人様のお姉さまに連絡が取れてるそう。
入院される時に
飼い犬2匹、外で飼ってる猫2匹のお世話を
お願いされたヘルパーさん。


まさか・・・
ご夫婦ともに
帰ってこれなくなるなんて
思いもよらなったのでしょうね。

犬はお友達が引き取ってくださったそう。
良かったぁ!

外飼いの猫さんは懐いてなくて
今は託されたフードがあるのでと、
ご好意で毎日猫達にご飯をあげてます。
それが無くったらどうしようかと・・・
いつまでも続けられることじゃない。

猫達の命繋いでくれて
ありがとうございます。

うちも無償で引き取れません。が、
一緒に考えること、
何かアドバイスできることもあるのでは?
という思いで状況を見にいきました。



1匹しか会えませんでしたが
栄養状態もよく耳カットがあるので、
不妊手術は終わってる猫さんみたいです。
5歳~8歳ってとこかな。
出来ればあと5年ほどはこのまま
生活出来ないだろうか・・・
そう思ってしまいました。

地域の方も理解ある地域なので、
耳カットしてる地域猫さんとして
生きていけそうな気もします。



餌場が解らないし、猫ハウスがあるので
家を処分されるまではこのまま・・・
ヘルパーさんはご飯をあげるだけなら
続けてもいいですとお返事くださいました。

家を処分するとか
撤去するとか
そうなるまでに
外の猫さん達がご近所さんに馴染んで
ご飯をもらえるようになるといいなって
願います。

綺麗にお手入れされてる庭木
暖かく冬が過ごせるようにと願った
猫ハウスが
家人の帰りを待ってるかのようで
切ない気持ちになりました。

これから先
こういう相談も増えていくような気がします。

過去の案件では・・・

入院するからと飼い猫を託された方が居ました。
先に猫さんの寿命が尽きましたが、
最後まで費用を負担してくださって
うちで猫さんを看取るまで、
飼い主さんが生きててくださったのが
有難いことでした。

あるおうちでは
飼い主さんご夫婦が同時に他界され
猫1匹が屋敷に残されてました。
連絡を受けた娘さんが、うちに託されてました。
費用は
娘さんが支払ってくださいました。
その子も高齢猫さんで
寿命を全うし、虹の橋を渡っています。

今までの件を考えると
ご自身、もしくは身内の方が養育費を
支払ってくだされば、猫も
安心して暮らしていける場所提供が出来そうです。
(うちだけでなく、他の団体でも受け入れ可能かも?)

元気な今だからこそ
飼い主さん達には考えてほしいことです。




譲渡のタイミングでのみ加入できる保険や
飼育費保証がついてる保険などの
ペット保険を取り扱うことにしました。
少額短期保険募集人の資格とりましたので、
興味のある方はご連絡ください。

全ての子を救いたいなんて出来ません。
労力も費用もかかります。
せめて、費用を用意してもらえてたら
面倒みてくださる方がいるかもしれません。

今回の外飼い猫さんも
場所と、フードがあれば当面
生きていけそうです。
その間にどうするか考える余裕もあるし、
猫達もその環境に馴染んでくれる可能性もあるし
優しいヘルパーさんに
恵まれて良かった😭

出来れば
猫生が終わるまで
地域の方に
可愛がっていただけますように🙏